定番モデルを解剖。ロングセラーの理由を探る。フェリージ・マスターピース名鑑。

定番モデルの起源となった
ロングセラーのヘリテッジモデル

ボストンバッグ P4/DS

  • ネイビー(045)×ライトブラウン
  • W41×H25×D22cm
  • ¥71,280(tax included)

フェリージの起源は、実はバッグだけではなく、1973年にフェラーラの小さな革工房でつくられたベルトにもありました。このボストンバッグ〈P4〉は、当初レザーやキャンバス素材でつくられた“業務用”として誕生。もともとは、ベルト製品のサンプルを入れて行商に出るための、“ベルト入れ”であった出自を持ちます。 そのユニークなストーリーをいまに伝えるのが、タグに刻印される「P」の商品番号です。意味を紐解くと、「Porta Campionario」(ポルタ・カンピオナリオ)イタリア語で、「サンプルを運ぶ入れ物」という言葉に行き着きます。それが非常に機能的で、また優れたデザインであったことから、のちに改良を加えて製品化されたというわけです。 ゆえに、このバッグの機能的な特徴は、端正な見た目からは想像できないほど、大容量なこと。あえて喩えると、まるで風呂敷のように、開口部を大きく広げることができます。ナイロン×レザー素材の軽量なバッグであることからも、小旅行用のボストンバッグとして絶大な人気を誇っています。

  • 本体の両サイドに取り付けられる、真鍮製のストラップ用フック。現在のバッグではもう使用されていない、旧式のバネ付きタイプで、このバッグのヘリテッジをいまに伝えるディテールのひとつとなっています。

  • バッグ前面のレザータグ。中央下に見られる「P4」の刻印が、もともとはベルトのサンプルを入れる業務用のバッグであったことを物語る「Porta Campionario」(ポルタ・カンピオナリオ)イタリア語で、「サンプルを運ぶ入れ物」という言葉の頭文字になります。

  • ボストンバッグとしての出自を物語る鍵。ひとつひとつ丁寧に、レザーで巻かれたキーセットが2組、こちらもレザー製のポーチに入って付いてきます。刻印とステッチの美しい仕上げも、フェリージらしいディテールへのこだわりといえるでしょう。

  • ファスナーを開けると、驚くほど大きな容量を中に確保する、一室構造のバッグ内部。両端の革紐で、中身が動かないように固定することができるのも、業務用として開発されたがゆえの実用的なアイディアのひとつです。

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