人気の秘密とモノづくりの
真骨頂に迫る

フェリージのもの作り。その哲学とノウハウは、現社長のアンナリサ・フェローニをはじめとした創業者たちが独自に築き上げたものだ。そもそもブランドの歴史は、革製のアクセサリー作りを発端に、自分たちが本当に欲しいもの、使いたいもの、美しいと思うものだけを作るところから始まった。

もともとが趣味だからこそ、手のかかる作業も厭わず、細部に至るまでこだわり抜いた作りが継承されている。目に見えている以上に、上質な素材を丁寧にカットして作られた膨大な数のパーツから構成される。基本的に糊を使わずに重ね合わせたパーツを、熟練の職人たちが手作業によって縫い上げていく。縫う箇所によって糸の種類やピッチを変えながら、縫い目の表の部分はより美しく、裏の部分は美しさに加えてより頑強にすべく、素材に針を通していく。手の感覚を頼りに、直線も曲線もそれぞれに美しく仕上げる技術は自社工房内で磨かれ、継承されていく。

他のどこにも似ていないフェリージ独自のもの作り ―― それはデザインから製造まですべてを自社内で手掛ける、いかにもイタリアらしい伝統の賜物と言えるだろう。

ビジネスバッグ8637/2/DSを
徹底解剖

フェリージのもの作りは、目に見える表層のデザインだけでなく、むしろ使いやすさや長く愛せる丈夫さに結び付く、裏側の部分にこそこだわるのが特徴だ。ぱっと見には分からない部分、ふだん何気なしに触れている部分も、卓越した技術を誇る職人たちの手仕事なしには存在しない。時に愚直なまでに品質を追求するところから生まれる機能美、そしてそれをさらに輝かせるデザインセンスの秘密を、厳選された素材パーツ一つひとつに分解していくことで見出してみた。

ビジネスバッグ8637/2/DSを
3つの観点から解剖

Point 1
バッグ本体のつくりにおけるこだわり

Point 2
部品・パーツにおけるこだわり

Point 3
加工・技術におけるこだわり